このブログは、もともとBloggerに書いていた「温度差」というブログの移転先です。
使い勝手を重視し、今後はこちらに記事を更新していきます。
せっかくなので、今後のブログ更新の方針について書いていこうと思います。

タイトルの「温度差」は、Aqoursの千歌・梨子・曜が3人で歌う楽曲『ダイスキだったらダイジョウブ!』に出てくるワードから取りました。3人がスクールアイドルを始めたばかりで、まだ周囲から理解を得られていない中、不安はあっても「やりたい」気持ちさえあればなんでもやっていけるという、若者らしい無敵感を歌った歌です。



私は中二病を患ったまま大人になったので、この気持ちは今でもよくわかります。「温度差なんていつか消しちゃえってね」という歌詞は、やりたい気持ちを信じて頑張れば周りはついてくると自らを鼓舞する前向きな言葉であり、青春時代に部活などを頑張った経験のある多くの人に深く刺さるものがあると思います。

一方で、「温度差」というのは必ずあるものとして受け入れていかないと物事がうまくいかない、という経験もあります。そして、「温度差」を闇雲に否定しようとすると、かえってどんどん広がって決定的な分断を生むことも知っています。

今、Twitterを見ると常にトレンドが表示されていますが、トレンドのワードを追うとかならずといっていいほど、断片的な情報に飛びついて感情を爆発させている人々の書き込みが見られます。その熱量は、瞬間的なものではあるのかもしれませんが、すごく高いように感じられます。

Twitterは短い情報を手軽に伝播していける便利なツールですが、手軽さゆえに内容の精査が甘くなりがちであり、短い言葉に収めようとすると感情が濃縮されがちです。

私の好きなラブライブ!シリーズの話題はよくトレンドに上がってきますが、良くも悪くも感情的で、チケット抽選の結果発表日などには、正直なところ「何をそんなに」と思うことも多々あります(よく「イープラス◯ね」というツイートを見ますがだいぶ過激ですよね)

そして、こういうTwitterの性質と妙に相性が良いのが、いわゆる「炎上」です。

ご存知の通り、Twitterは一度火がついたら、売り言葉に買い言葉でどんどん燃え上がっていきます。人の感情をみだりに煽るような、過激な表現をあえて多用して火に油を注いでいくツイートもどんどん投稿されていきます。何が本当で、何が本当のことでないか曖昧になり、言葉や考え方が偏ってエスカレートしていく様子を見ていると胃が痛くなるような思いです。

SNSというのは本来コミュニケーションのツールであるはずですが、人目を憚らず過激な言葉を公然と言い放つことは、言うまでもなくコミュニケーションの上でとても危ういことです。

私が一番酷いと思うのは、両極端の意見はお互いのタイムラインになかなか現れないということです。私はこのブログに紐づいているアニメアイコンのアカウントの他に、仕事用で使っている本名アカウントを持っているのですが、世間を賑わせているトピックについては、二つのタイムラインを比べるとたいてい真逆の意見が表示されています。インターネットは自分に最適化されて見えるとはよく言われますが、ここまで露骨な差があらわれると空恐ろしいものがあります。

いま、この記事を書いている2020年4月10日は、新型コロナウイルス対策のための緊急事態宣言が発令されて3日目であり、世論も人の心も非常に揺れています。ある人は休業補償を求めて声を上げていますが、ある人は蓄えてこなかった者の自己責任と言い、ある人は政府の財政難を心配しています。自分や家族の身の安全を過剰に心配して自粛第一を叫ぶ人もいれば、事業の存続を優先して従業員をリスクに晒す経営者もいます。

ある切り口で見れば真っ当な意見も、別の方から見れば上手く成り立っていないことはよくあります。置かれている立場や人間関係によっては情報格差がありますし、決裁権の有無も人によってまちまちなので、気持ちの熱量に違いが出るのは当然です。

長くなってきたのでまとめに入ります。このブログではこういった意見の違いや、気持ちの温度差に出来るだけ注目していきたいと思っています。

といっても、対立する意見ばかりを取り上げて記事を書いていこうというわけではありません。大半の記事は、他愛もない日常の日記になると思います。日常の中で、何かしら心に引っかかる炎上案件が生じた時には、自分の立場を記した上で、どういったことが書き込まれているかに注目していきたいと思っています。

具体的には、Bloggerで書いた最後の記事である「スカートのシワ」の件に近い書き方をしていくつもりです。

Twitterよりも多くの文字を使って安易な対立構造にならないように物事を解きほぐす、というのが目指すところです。そのため、あまり更新頻度は高くないと思いますが、使いやすさを重視して移転したので、週一回ぐらいは何か書いていくつもりでいます。