6月5日(金)、総務省が家計調査の結果を発表しました。4月の消費支出が過去最大の落ち込みを見せているということで、Twitter上でも話題になっていました。

家計調査のページにある追加参考図表「新型コロナウイルスの感染拡大により消費行動に大きな影響が見られた主な品目など」という資料
を見ると、マイナスを示す▲だらけでギョッとしますが、中でも▲の項目が全て9割を超えている「娯楽教養」の欄は目を引きます。

ラブライブ!シリーズでもライブやイベントが次々と中止になり、CDやBlu-ray BOXの発売も延期になっていったため、このところは私たちファンの消費もかなり落ち込み傾向になっているかと思います。CDやBlu-ray BOXは最近ようやく発売の目処が経ちましたが、お金が動き始めるまでにはもう少しかかりそうですね。

一方で、今週書いたラジオ視聴の予定管理の記事で作ったリストを見ると、8月上旬にかなりCDやBlu-ray BOXの発売日が集中しています。私は【発売】の文字が並んでいると、楽しいことが次々と起こるようで嬉しいのですが、全部買う派の人の中には金額を計算して胃が痛くなっている人もいるかもしれません。



この記事内に書いた通り、私の勤め先はCOVID-19によって大打撃を受けており、私自身も未だに休業せざるを得ない状態が続いていて収入が減っています。こうなることは早くから分かっていたので、4月5月の自粛中は自分なりに緊縮財政で過ごしていました。といっても、自粛自粛でお金を使うこともなくなり、家計簿を見るとこの二ヶ月は通常より月に5万円以上の余りを出していたようです。

みんな私と同じように支出が抑えられているのなら、下半期以降は消費が活発になる可能性もあるかもしれませんが、どうなのでしょう。今はまだ先行きが見えませんし、解雇や雇い止めの状況は悪化しているということですので、しばらくはみんな財布の紐を締める傾向が続くような予感があります。

じつは自粛期間中、Aqoursのグッズで欲しいものがありました。ヴィレッジバンガードとのコラボ商品のうち、AZALEAの3人分のアクリルスタンドが欲しかったのです。けれど、先々のことを考えて不安になり、結局買いませんでした。その後、アクリルスタンドを我慢した分のお金で『シャゼリア☆キッス☆ダダンダーン』を購入したのですが、もしアクリルスタンドを買っていたら心情面で引っかかるところがあり、CDセットは買えなかったと思います。

結果的に、当面の生活費に困るようなことがないとは分かっているのですが、このような心情的な買い控え傾向は自分の中でも続きような気がしています。しかし、一方で私はBlu-rayドライブを買うことも決心しています。何でもかんでも買い控えるのではなく、今までよりも厳選傾向を強めようという気持ちが強く働いています。

大人のくせに、たかだかアクリルスタンドも買わないなんてケチだなと思う方もいるかもしれません。自分でもケチだなと思います。でも、収入が減って元に戻る見通しも不透明となると、今は生活に問題がなくても先々何が起こるかわからないのでポンポンお金を使うことは憚られます。それこそ、病気や怪我で働けなくなったときにお金が足りなかったときに困ってしまう。

現状を踏まえて、今、私が取り組むべきことは、「今日明日の大きな支出を減らしながら、いかにして長く充実したファン活動をしていくか」ということだと思っています 。

例えば、一気に物を買ってお金が続かなくなってしまったがために、それ以上コンテンツを楽しむことができなくなってしまうとすると、楽しくオタクを続けていく心豊かな日々がそこでストップしてしまうわけですよね。それってかなり不幸じゃないですか。それに、自分という年単位で応援してきたファンが一人離れていってしまうことになるので、コンテンツにとっても(小さいかもしれませんが)損失になってしまうんですよ。だから、目指すべきは続けていくことだと思っているんです。

我が家の家計を詳しく説明しても恥を晒すだけになるので詳しい数字を出すことはしませんが、このことを書こうと思った時に、『貯まる生活』という本のことを思い出しました。私が一人暮らしを始める前に家計管理の参考にするために読んだ本です。



少し古い本なので新品で探すのは難しいかもしれません。上に挙げたリンクも、Amazonで1円〜の中古本のページにつながっています。もしかしたらBOOK OFFの100円コーナーに置いてあるかもしれません。

この本はノウハウ本というよりは、読み物的な性質が強いつくりになっています。家計の赤字で悩む主婦が新幹線で偶然に隣り合った男性(コンサルタント)からアドバイスを受け、家計の改善に取り組むという物語仕立ての本です。ドラッガーの経営の理論が下敷きになっていますが、かなり噛み砕いた表現で書かれているので初めて触れる人でもとても分かりやすいと思います。新横浜から下関までの旅情も多少入っていて読みやすいですし、1、2時間もあれば読了できる分量なのもありがたい。当時、ほかにも何冊かお金に関する本を読みましたが、これが一番役に立ちました。

私も一昨日の晩に読み返しましたが、「こうありたい」という目標に向かって意欲的に家計の予算組みをすることや、生活を見直すことを力強く後押ししてもらったように思います。今、生活環境も収入の状況も大きく変わっていますので、これを機に、これからの人生の中で、自分にとって一番楽しいところを逃さずに楽しみ続けるための計画を練り直しているところです。

はっきり数字が見えて入れば、正しい行動かどうか分からない心情的な買い控えもしないで済むかもしれないんですよね。それは回り回って、景気にとっても少しは意味があるんじゃないかとも思います。まあ数字にしてみた結果、やっぱり節約しようということになるかもしれませんが。

とりとめない話になってしまいました。最後に一応書いておきますが、みんながみんな同じような考え方でなければならないわけではないと思います。この文章からプレッシャーばかり感じて不快だという人や、お金の問題なんてもっと稼げば解決するのにコイツは怠慢だなと思う人がいても、それは当然だと思うのです。

じゃあなんでこんなことを書いたかというと、もし今、「COVID-19の影響で経済的な不安を抱えていて暗澹たる思いだ、危機感はあるけど何をしたらいいのか分からない」と思い悩んでいる人がいたら、状況をシェアしたいなと思ったのです。このブログはほとんど壁打ちみたいなものなのでさほど共感も反発も得られないとは思いますが、何かのきっかけで似たような境遇の人の目に触れて、こういうオタクもいるんだなという安心感につながったら幸いです。

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(2020年6月5日撮影。最初に自粛要請が出た2月下旬頃、今年は桜の花見を自粛するかなどと言っていましたが、もう紫陽花も見頃になるような時期になってしまいましたね)


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