6月7日(日)に配信された「Aqours Back In 4th LoveLive! ~Sailing to the Sunshine~」Online Viewing Day.2の直後、『ラブライブ!サンシャイン!! Aqours 6th LoveLive! DOME TOUR 2020』テーマソングCD 「Fantastic Departure!」の収録楽曲と試聴動画がついに公開されました。  

ドームツアーの具体的な日程や場所は明らかになっていませんが、 東京ドーム公演のオンラインビューイングで当時の感動が蘇っている最中、こうしてテーマソングの情報が出てきたことで、なにかライブに一歩近づいたような気持ちがして希望がわいてきますね。
 
「Fantastic Departure!」の雰囲気は、少し「Jump up HIGH!!」に似ているように思います。今時っぽいというか、K-POPっぽいというか、こういうEDM調の音楽が増えてくると、Aqours(と、ファン層の多数)って若い子たちなんだな〜としみじみ思います。

ラブライブ!サンシャイン!!は物語が完結してから少し時間が経ってしまっているので、そのぶんAqoursの活動はアニメから少し自由になれる状況にあるのでしょうね。今回は特にゲームとのコラボ曲でもないし、アニメーションPVがあるわけでもない、そして実在する声優さんたちによるライブのテーマソングなので、二次元のイメージから少し離れていける位置付けにある曲だと思うんです。だから、「アニソン」のような細分化したジャンルではなく、色々な細かい音楽ジャンルを内包している広い意味でのポップ・ミュージックになるような曲作りをしたのかなと、少し思ったりします。

2000年代にあったアキバ系ブーム(萌えブーム?)の頃のアニソン曲、とくにあの頃もてはやされた電波ソングって、無意味ながら情報量のめっちゃ多いカオスだったじゃないですか。あれはあれで楽しいし、好きな歌もいっぱいあるのですが、共通のコンテクストがない人とは共有しにくい楽曲群だと思うんです。2000年代半ばごろ、着メロサイトのTVCMの「巫女みこナース」や、「CRフィーバー創世のアクエリオン」のTVCMでお茶の間に気まずい空気が流れた家庭もたくさんあったことだと思います。

そういったものに比べたら、「Fantastic Departure!」は若い子向けのオシャレな服屋とかで流れていても自然な感じがします。EDMの曲って様式美とでも言えばいいのでしょうか、ある程度は形式が決まっているので、フェスとかで知らない曲がかかってもテキトーに踊れるじゃないですか。そういう間口の広さはすごく今時っぽいし、Aqoursっぽいと私は思うのです。

なんて書きながらも、冒頭の「アテンションプリーズ」があまりに可愛いので聴くたびにデレデレしてしまいます。我ながら傍から見ると危ないと思います。

 「Aqours Pirates Desire」の方もパワフルで楽しくて、自分の中では大ヒットです。今回はどちらの曲もフェス感があるところを見ると、きっとドームツアーは今までよりも野心的な構成や演出を考えているのではないかと思います。ラブライブ!サンシャイン!!の物語が完結したあと、Aqoursは東京ドームでの4thライブでいったんアニメのに直接結びつくようなイメージをいったん乗り越えていることもあり、よりリアルな存在としてイメージのアップデートを図っているように見えるのです。

2017年頃だったでしょうか。声優さんたちのブロマイドがライブ会場やAqours CLUBで販売され始めた頃、 「キャラクターではなくアイドル売りを始めるのか、それはラブライブ!なのか」といった批判を見かけました。結局、このスタイルは定着してしまって、批判の声も今はあまり聞かなくなってしまいましたが(この件で興味を失ってしまった人たちが去っていってしまったせいかもしれませんが)、思えばこの頃から、二次元のAqoursからリアルな存在にアップデートする下準備が始まっていたのかもしれません。

リアルなイメージへのアップデートに向けて長い時間をかけて着々と布石が敷かれてきたのだとすると、COVID-19の影響で人が直接に会ったり、集まったりすることが制限されている現状は、あまりにも勿体無いことです。きっと2020年という特別な年、そしてAqours 5周年という記念すべき年に向けて準備してきて、思わぬ事態に遭遇しているのでしょうから。ファンはいくらでも待ちますが、取り組んできた人たちのことを思うと悔しい気持ちです。

よりリアルな存在としてのイメージのアップデートに付随して、二次元の話も書いておきます。当然、これからも二次元的なイメージに戻ってくることもあると思うんです。スクフェス、スクスタ、あるいはそのほかのゲームとのコラボ曲を出す時や、アニメーションPVを作る時、あるいはラブライブ!サンシャイン!!の物語に回帰する必要がある時には、どうしても元々の二次元的なイメージに回帰しなくてはならないでしょう。どちらかでなければならないということではないので、その時々で二次元とリアルを縦横無尽に行き来して、それぞれ強烈なインパクトを与えてくれたら、すごく面白いだろうなと思います。

 ドームツアーの詳細も待ち遠しいところですが、7月22日(水)の発売日が目先の楽しみとして大きくなってきました。


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