とっても久しぶりの更新になります。8月、9月と急に忙しい日々を送っていて、自粛生活からの急転直下だったため、自宅でものを書く気力が失われていました。

ところが、つい先日、久しぶりに二週間の自粛生活を強いられることになり、自宅に引きこもっていました。

ここでは、後に「そんなこともあったな」と振り返るために、私の周りに起こった出来事を記録がてら書いておこうと思います。

9月上旬の某日深夜、接触確認アプリCOCOAから通知が来ました。驚いてスクショを撮り忘れてしまいましたが、「COVID-19にさらされた可能性があります」というような通知でした。

しかし、慌ててアプリを立ち上げてみても、でてくる表示は「陽性者との接触は確認できませんでした」というものでした。

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接触確認アプリではこのような通知と表示の食い違いがよくあるとメディアで報じられているのを見ていたので、私はこの段階では「例のバグかなぁ?」と思いました。

けれど、iPhoneの設定画面から見られる「接触チェックの記録」を見ると、「一致したキーの数 1」となっていました。

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(特定に繋がるような情報は画像加工アプリで隠しています)

私も詳しくないのでざっくりしたことしか説明できませんが、一応どういうことか書いておきます。

接触確認アプリCOCOAはBluetoothで近くにある同じアプリを入れている端末と通信をして濃厚接触の有無をチェックする仕組みになっています。「一致したキーの数 1」というのは、「アプリに陽性の登録をした端末と1回通信してチェックした」ということです。

濃厚接触は一般的に「1メートル以内に15分」と言われていますので、この陽性の登録をした端末とはそこまでの距離も時間もなく、単にすれ違った程度だったのかもしれません。だから、「一致したキーの数 1」に反応して通知は来たけれど、アプリ上は「陽性者との接触は確認できませんでした」表示だったのかなと、想像しています。あくまで想像です。

陽性者が近くにいた可能性については、じつは一つ心当たりがありました。ちょうど同じ頃、同僚が私と全く同じ状況に陥っていて、念のため在宅勤務措置になっていたのです。その時のことについて、自分でツイートしていたのでここに挙げておきます。


このことから、勤め先の近隣に検査で陽性反応の出た方が生活していた可能性が考えられました。私は都内勤めですが、土地柄、企業も住宅も多く、おまけに長期間の工事をしているところもちらほらあって、沢山の人が周辺に集まって生活をしています。陽性者がいてもおかしくはありません。

ところで、こういう場合、まずなにをしたらいいのか分かりませんでした。家族が感染したとか、体調の悪いところがあるとかなら、例の「帰国者・接触者電話相談センター」に問い合わせて、検査を受けられるようにすべきなのでしょうが、私が持っている情報は「一致したキーの数 1」だけです。最初の通知はアプリを開いたら消えてしまったため、何も残っていませんでした。

その日は夜遅かったため、とりあえず職場にメールで一報を入れ、夜が明けるのを待ち、翌朝から色々なところに電話をかけました。

まず第一に、住んでいる地域の保健所の相談窓口に電話をかけましたが、朝一では電話が繋がりませんでした。きっと同じような境遇の人が電話をかけていたためでしょう。

止むを得ず二の手として、「新型コロナコールセンター」に電話をしました。新型コロナコールセンターは、COVID-19に関する一般相談窓口です。私は状況を説明し、このような状況下ではまず何をしたらいいものかを尋ねてみました。

答えは明快に三つです。

(1)陽性者との接触も体調不良もないなら二週間は体調に気をつけること。
(2)職場に相談をして対応を決めること。
(3)具合が悪くなったら改めて電話すること。

なんだか拍子抜けするような答えでしたが、いわれてみれば妥当なところです。コールセンターの人にとっても、状況からそのくらいしかアドバイスできることがないというのが実際なのだと思います。

そうこうしているうちに職場の人たちが出勤する時刻になったため、職場に連絡をとって対応を相談をしました。

この時、職場の人から教えてもらったのですが、非公式ながら「一致するキー」についている「ハッシュ」という文字列を入力すると接触した可能性のある日時を割り出してくれるウェブサイトがあります。これを利用してだいたいの接触(した可能性のあった)日を割り出し、そこの起点に二週間の在宅勤務をすることに決まりました。

いったん対応は決まりましたが、念のためその日の昼頃に、住んでいる地域の保健所にも電話をかけ直しました。

「新型コロナコールセンター」でしたのと同じような質問をしたところ、新たに別の選択肢が提示されました。

それは、「COVID-19を診てくれる医療機関を受診をする」というものでした。

さすが地域の前線は違う対応方法を持っているのだなと感心したのも束の間、そんなに簡単に物事が運ぶわけではなさそうでした。

(1)受診するためには保健所から医療機関に連絡を取る必要があること。
(2)非常に混んでいるため予約が取れても二週間先になること。
(3)受診した先の医師の判断で検査をするかしないか決めること。

ということでした。
とくに、受診が二週間の先になるということは、様子を見るべき期間は過ぎてしまっているので意味がありません。

そんなことだったので受診は断り、「体調が悪化してきたら改めて相談する」という、結局は朝と同じところに落ちつきました。

※注意です※
受診までにかかる期間のような事情は、お住まいの地域や、その時の状況によって変わるところがあるでしょう。私の住む地域の、その当時の独特の事情として捉えてください。

ちにみに、この様子見の二週間という期間は「療養期間」といい、強制のものではないそうです。とくに質問したわけでもないのですが、電話を切る間際にずいぶんと「強制ではありません」と念押しされました。

止むを得ず二週間の引きこもり生活が決まったわけですが、それからは準備ゼロからいきなりの在宅勤務となりました。そのせいで、この療養期間の二週間はかなりバタバタしていました。

仕事の内容なので詳しくは書けませんが、じつはちょうどこのタイミングで、諸々の都合上、自分でないと対応できない案件を複数抱えており、どうしたら乗り切れるかということで社内に協力を要請してかなりフレキシブルな対応をしていました。まったくもって一人では乗り切ることができなかったと思います。

(仕事の属人化とかそういう非効率の類の理由ではないです。詳しく書けませんが、深い事情がありました)

私生活の方はというと、生活に必要な食品や日用品は通販で手配しました。それから、真夜中にひっそりとゴミ出しをしたり、自宅の近くにある自販機に飲み物を買いに行ったりしていました。

ちょうどこの間に虹ヶ咲の2ndがあったり、ラブライブ!シリーズ関連の情報公開が集中したりしていて、久しぶりのお祭りムードただよう時期ではありましたが、自分を取り巻く状況が状況だけに、100%楽しめたかというとそうでもありませんでした。

今年の前半からライブの中止やCDの発売延期、オンラインライブへの切り替えなど、あまり気持ちの乗らないことが続いていたので、せめてこの時期をできる範囲で全力で楽しみたかったなというのが、多少の心残りです。

そうは言っても贅沢なことです。ウイルスに感染して重症になり亡くなった方やご遺族の方、回復しても後遺症の残ってしまった方、年の初めからずっと感染を警戒し続けている高リスクの方に比べたら、私の心残りなんて本当に小さなことです。

ウイルスはまったく関係ありませんが、とくに在宅勤務中に厳しかったのは、自宅にコバエが発生していたことです。

自宅に引き籠ることになった直前、たまたまゴミを出し忘れた日があり、家の中にコバエが発生していました。なので、仕事中ずっと家の中のコバエにイライラしていましたし、勤務の前後や休憩時間中はトラップを仕掛けて駆除をし続ける日々でした。自宅の快適さを保つことの重要性が身にしみました。

(相手が虫とはいえ、こんなに殺傷をして私は大丈夫なのかなと思いました。ちょうど二週間が過ぎるころに、コバエは出なくなりました)

このブログを書いている今、私はまったく何も症状がなく、二週間も無事に過ぎてこれまでの生活に戻りました。けれど、またどこかでアプリに陽性登録をした人とすれ違ったら、同じように在宅生活を余儀なくされることになります。

じつは自宅にいるだけでも、どうやら接触確認アプリはせっせと働いていて、沢山のキーをチェックしているようです。近所で工事があった日には、かなり多くのチェック記録が残っていました。だから、またいつ在宅生活になってもおかしくないなと思います。

今回のことで対応方法は分かったので、もし次があっても、もっと落ち着いて仕事ができるとは思います。とはいえ、できればそんなことにはなりたくない。しかし、生活をしている限りは、そうも言っていられない。

特効薬やワクチンの話も時々報道はされていますが、そんなに都合良く物事が進むとは思えませんし、あまり過度な期待を寄せて一喜一憂するのも疲れます。世知辛いことですが、まだしばらくはウイルスの動向や、これに伴う世間の動向を見て、ストレスがたまるような出来事に遭ったらパリング、みたいな生活を続けることになりそうですね。